2018.11.15
挙式や披露宴とは別に、友人や同僚への結婚披露の場として結婚式二次会を行います。
もともと披露宴は、その名の通り「親族や近所の方に花嫁をお披露目する宴」という意味合いが強いものでした。一方、新郎の友人たちがふたりの結婚を祝うための集いが、現在の二次会の始まりであったとされているそうです。
時代の流れとともに、最近では会場の収容人数や両家の親族の人数などの関係で、挙式・披露宴に招くことのできなかった友人や同僚などのための二次会というスタイルが主流となっています。
また、海外で挙式される場合は、交通費などの費用負担の問題から、挙式には親族やごく親しい友人のみを招待し、帰国後に改めて友人や同僚などを招くための二次会を行う新郎新婦が多いです。新郎新婦ともに地方出身の場合などは、地元で挙式・披露宴を行い、二次会を今の居住地域で行うというパターンも多いです。
二次会は挙式・披露宴と同じ日に行うのが一般的ですが、海外や地元で挙式を行う場合は、別の日に改めて二次会を行います。
海外挙式をする新郎新婦の約半数は、帰国後に国内でも友人や知人を招いてお披露目パーティをしています。
結婚式の二次会といえば、友人や同僚などを招き、みんなで和気あいあいと余興やゲームなどを挟んで進行する形を思い浮かべるでしょうが、二次会には”こうしなければいけない”という決まりはありません。
友人や同僚だけでなく、日頃からお世話になっている方や親族を招く場合もありますし、また、余興やゲームの有無、演出の仕方なども様々です。新郎新婦共通の趣味・特技を活かした余興を行ったり、友人や同僚に余興を依頼したりと、オリジナリティを出した内容で、楽しいパーティになります。
もちろん、余興やゲームが絶対に必要な訳ではありません。せっかく出席してくれたゲストとじっくり話したいからと、歓談の時間を多めにとる二次会もあります。
挙式・披露宴と二次会の両方に出席するゲストで、挙式・披露宴で話す時間があまり無かったゲストとは二次会で会話を楽しめるようにしておくのも良いですね。
内容には特に決まりがなく、色々な演出が可能な結婚式の二次会ですが、会場のタイプも内容や新郎新婦の意向によって様々です。
一般的にはレストランでのビュッフェスタイルが多いですが、ホテルの宴会場や、余興の内容に合わせた会場などが選ばれることもあります。
会場を選ぶ際の大きなポイントとなるのが、着席で行うのか?立食にするのか?です。立食スタイルでは、会場の広さに対し、着席スタイルよりも多くのゲストを招くことができます。また、席を決めないことで、ゲスト同士の自由な交流が生まれやすいのも、この立食スタイルのメリットといえます。
その反面、ゲスト側からすると、着席できないため落ち着かない、疲れる、などのデメリットもあります。そのため、完全な立食ではなく、半立食(テーブル周りには椅子を置かず、壁際などに並べて置いておく形)にして、疲れたゲストが休めるように配慮するスタイルも多いです。一方、着席スタイルは、ゲストが座ってゆっくりとパーティを楽しむことができます。歓談の際も、同じ席になった人たちが交流しやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、立食スタイルよりも招待できる人数が少なくなってしまうこと。また、立食スタイルと比べると、どうしても会費が高くなってしまいがちです。また、着席スタイルの場合、ゲストの席次を固定しておくこともありますが、ゲスト同士で自由に交流してほしい場合は、特に席次を決めず、好きな席に座ってもらうという方法もあります。
二次会での新郎新婦の費用の負担はどうすればいいと思いますか?
披露宴から続けて出席するゲストの人数によって料理の数の調整が必要ですし、ゲームの景品等の準備次第でも変わります。新婦の二次会用ドレスの費用も必要になってきます。
結婚式二次会は新郎新婦が主催するものであっても、当日は新郎新婦の友人などが幹事になって仕切ってくれるケースが多いです。そして、出席者からの会費をもとに計画されます。
結婚式の二次会は、挙式・披露宴ほど人数が確定されるものではなく、当日の状況に左右される傾向があります。もちろん、事前に参加人数をある程度予測したうえで、場所と会費を設定するのですが、当日のキャンセルが多く出た、予定よりも思いがけず飲物が多く出たなどのために、予算通りとはいかない場合があります。では、その場合、新郎新婦の費用負担はどうすればよいのでしょうか?
一般的に二次会費用は、(実費+その他)÷予定参加ゲスト人数と考えられると思います。男性と女性で会費に差を付ける形が多いです。実費として、会場側に支払う費用(会場費・会場機材使用料・人数分の飲食費など)、ゲームなど余興にかかる費用、持ち込みの機材などにかかる費用などがかかります。場合によっては、新婦の二次会用ドレスの費用も、計上する場合があります。
人数の規模にもよりますが、当日キャンセルの割合は一般的に参加人数の約5~10パーセント見込んで計画したほうがよいそうです。つまり、50名規模の二次会の場合は、3~5名の当日欠席者を想定して予算をたてておくということです。披露宴から続けて出席する人数が多ければ、食事を抑えめにする、二次会では飲み物を中心にメニューを考える、などの調整も大切になります。
二次会は当日の費用の増減の予測が難しいですが、足りないことがないように準備しておかなくてはなりません。ですので、二次会の費用分担について、新郎新婦がある程度出費する、すべてゲストから徴収した会費の中で賄うように行なうのどちら方針で運営するのかを明確に決めておくことが大切です。
一番クリアーな方法としては、新郎新婦のみにかかる費用は新郎新婦が負担する 考え方でしょう。また、予算をオーバーした費用分は新郎新婦が負担する という考え方もあります。そして、オーバーする費用を事前に予測して、幹事さんに託しておくケースもあるようです。二次会は、新郎新婦ふたりだけで運営することはなかなか難しく、幹事さんなど、友人の強力が必要です。周囲への負担を最小限にするためにも、費用負担は明確にしておくとよいのではないでしょうか。すべてゲストから徴収した会費のなかでまかなうのが、もっとも経済的な方法ではあります。けれども、新郎新婦がいかに主催者であったとしても、披露宴からかけつけるのですから、当日の実際に管理運営してくれるのは、幹事さんたちでしょう。どのような事態となっても、会費内でおさめて!となると、幹事さんたちの責任と負担が大きくなってしまいます。ゲストから徴収した会費でまかなう場合は、不公平感のないように気をつけなくてはなりません。たとえば、新郎新婦のみにかかる費用である新婦の二次会用ドレスなどの費用も、ここからまかなうのかどうか、意見がわかれるところかもしれません。また、幹事さんたちは、当日の働きだけでなく、それまでにも打ち合わせをしているはずです。打ち合わせの飲食代や当日の会費について、幹事さんが負担に感じるようなことのないように、新郎新婦は配慮することが大切です。
結婚式二次会の新郎新婦の費用負担を明確にしておくことは、円滑な会の運営には欠かせません。しかし、「予算から出た分は、私たちが持つから!」とは言うものの、すでに結婚式披露宴では多額の費用がかかっていて、「これ以上の費用はできる限り削りたい!」というのが、新郎新婦の本音だと思います。
とは言っても、せっかくのお祝い事ですからケチったと思われてしまっては残念です。節約する方法としては、ゲームの景品を工夫する、余興で使用する機材を工夫することで、ある程度の費用調整が可能になるります。景品が豪華とはいかないまでも、司会者や幹事さんの話術によっては、高額な商品でなくても十分に盛り上がります。
余興で使用する音響機材についても、編成を工夫することによって最小限で抑えられると思います。映像機材も、持ち込みが可能かどうかによっても、費用が変わります。
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